資料コーナー

企業からのよくある質問におこたえします

配置
  • 今まで男性しかいなかった職場に初めて女性を配置する場合、どう対処したらよいか。
  • (助言1)

     基本的には男性の新人と同じで、声をかけ仲間として喜んで受け入れ、期待していることを話してください。 そして、初めての女性ということでは配慮が必要です。 男性主体の仕事のやり方をそのまま押し付けるのではなく、高いものに手が届かなければ踏み台を置くとか、重量物が持ち上げられないときは補助具を考えるとか、女性の意見を取り入れながら改善してください。 言い出しにくいお手洗いとか、更衣室についてははっきり尋ねることが必要です。

    (助言2)

     配置前の受け入れ体制を整えること、必要な知識を身につけさせることなどはもちろんですが、配置後についても社内外での信頼関係が構築できるように配置された部門と人事部門とで連携をとりながら支援をしていく必要があります。 また、良いモデルケースとして成功させるためには、積極的に機会をとらえて女性社員の意見を聴きながら柔軟に業務や支援体制を改善し、安心感をもって新しい職種にチャレンジさせる環境を整えることが効果的と言えます。

    (助言3)

     受け入れ側のソフト・ハード面の体制を整えることから始めましょう。 例えばトイレの整備や作業方法・手順の変更などです。基本的には女性だからと言って特別扱いする必要はありません。 配属先の管理職にはポジティブ・アクションの考え方をよく理解させ納得してもらい、部下育成と組織マネジメントの意識を従来と変え、仕事上での女性のハンディキャプを低くする努力をお願いしたいものです。 会社の人事・総務部門がフォローを怠らず、必要に応じメンターを配置して、当該女性を支援することも必要でしょう。

    (助言4)

     初めて女性を配置する場合、可能ならば1人だけを配置するのではなく、何人か複数配置していくことが重要です。 「点で配置するのではなく、面で配置すること」とよく言われます。
     困った時に相談し合い、知恵を出し合っていけるような環境を作っておくことが大切です。 例えば、若い人であれば同じ宿舎にするとか。 また、男性の先輩などにも気軽に相談できるような仕組みや組織としてのバックアップ体制を整えておくことも重要です。

  • 女性の場合、仕事に慣れてくると他の部署に移りたがらない傾向が強く、仕事の幅が広がらない。 強いて異動させると退職につながることが多い。
  • (助言1)

     女性に限らず男性にもそのような人はいて性格の問題と思われます。 「折角慣れたのに新しい部署で失敗したらどうしようか。人間関係は上手くいくだろうか。」と不安が先にたつのです。 新しい職場でどんな役割を担うのか、全体像を掴んで貰い、期待に応えたいという気持ちにさせることが大切です。 また、新しい職場では小さな成功体験の積み重ねで自信を持たせることです。 このようなタイプの人には、褒め上手なのにきちんと注意もできる上司が望ましいでしょう。

    (助言2)

     慣れた仕事から新しい仕事に変わることを億劫に感じる人は多いですし、その部門にとってもベテランに抜けられることは大変なことです。 しかし、会社の方針として、人的資源管理の観点から女性社員の配置転換が必要であることを示し、なおかつ女性社員自身の可能性を広げるためにも有効であることを理解してもらうことです。 会社の方針を変えるときにはその必要性を明確に示し、理解を得ることは大前提です。 「配置転換実施要綱」を制定する例もあります。

    (助言3)

     定期面談やアセスメント時に本人のキャリアビジョンを確認しておくことが大切です。 その時に会社側の期待をキチンと伝えて置くことが重要です。 いつ辞めるか判らないし・・という本人の甘い気持ちから楽な方を取ったり、辞めると思い込んでいる上司の勘繰りから、異動させないことも多く見られます。 長く働くなら、将来を考え、中長期のプランを考えさせ、異なる職種・職場にもチャレンジすることの大切さを説明して理解させることが必要だと思います。 また、男女問わずジョブロテーションの仕組み作りも必要でしょう。

    (助言4)

     異動した結果、どのようなキャリアップが図られるのかといった先の見透しも説明せずに、唐突に異動を切り出しても無理でしょう。 「どうして私だけが‥‥」と言った思いになりがちです。 会社にとっても、その人個人にとってもいかに異動が必要か、将来にわたってどのように育成していくつもりかといった育成計画を示し、納得して貰う必要があります。 それでも退職するのであれば、企業にとって必要な人材ではないということでしょう。

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