グッドプラクティス企業 ポジティブアクションに取り組む企業にお聞きしました

第9回 株式会社フレスタ

女性の活躍を促すことで、全社の意識、働き方を変革へ

広島県を中心に総合食料品・日用品雑貨販売のスーパーマーケットとネットスーパー(生鮮宅配事業)を展開する株式会社フレスタでは、女性だけでなく、パートタイマー、高齢者、中途採用者、派遣社員、障がい者の方なども含めて、幅広くダイバーシティ・マネジメントに取り組んでいます。取り組みの具体的な内容や考え方について人事部課長の渡辺裕治氏にお聞きしました。


渡辺 裕治氏

株式会社フレスタ 人事部 人事企画課 課長

Profile
Profile
1996年
 入社
2003年
 アストロパーク店店舗マネージャー
2004年
 経営企画室 営業企画部マネージャー
2006年
 販売部 業務改革部マネージャー
2007年
 管理本部環境対策室マネージャー
2008年
 現職

男性中心の職場から、女性も活躍できる職場へ

-スーパーというと、男性の職場のイメージがあります。御社では積極的に女性従業員の育成を行っていらっしゃるとのことですが、どのような取り組みをされているのでしょうか。

渡辺氏  たしかに、これまでこの業界は男性中心の世界でした。しかし、社会が変わっていく中で、これまでの男性目線の仕事のやり方では、今後はやっていけないだろうと思っています。当社のお店のお客様の8~9割は女性のお客さまです。そのことを考えても、社員のほとんどが男性という構造は、適切ではなかったと思います。
  店長についてもこれまでは男性が中心でした。これまでの男性がやっていた店長は、朝から晩まで店にいて、一番最後に帰宅するという働き方でした。接客業は人に優しくなる仕事なのです。その結果、店長は自分の部下を思いやり、自ら大変な仕事を積極的に引き受けるという風土が出来上がっていました。そうして、皆を守るために、長く働くのが当然だったのです。このような店長像が前提では、女性が店長になるのはなかなか難しい状況でした。
  しかし、本来店長の仕事はマネジメントであり、女性でもできるはずなのです。よく考えるとこれまでの店長は、プレイヤーのトップの位置づけであり、マネージャーではありませんでした。本当にマネジメントに特化すれば短時間勤務でも可能なはずです。そのための仕組みを作っていきたいと考えています。まず、現場の細かな仕事は店長の仕事ではないということを明確に理解してもらう必要があります。そのため、現在、オープン研修として月1回、当社従業員であれば誰でも参加できる研修を開催しています。技能の研修とは別で、自分がどんな管理職になりたいかを考えてもらう研修です。管理職は「考えるのが仕事」ということを伝えていますが、今後こういった研修を受けた層が昇格して自律的に自分たちの仕事を変えて行ってくれることを期待しています。

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