グッドプラクティス企業 ポジティブアクションに取り組む企業にお聞きしました

第12回 東京フード株式会社

女性社員の育成のための研修を経て、より多くの女性社員が上位等級を目指すように

 太洋工業株式会社は、女性の能力を最大限に発揮させることで企業価値を増大させることが重要であるという認識に立ち、2010年に「Win-Winプロジェクト」を立ち上げ、現在はポジティブ・アクションのための3つのテーマを掲げ活動しています。今回は、人事を担当している大地氏と、Win-Winプロジェクトのリーダーを務める有本氏に、同社が進めるポジティブ・アクションを通じた女性社員の育成を中心にお話を伺いました。

大地 隆司氏
総務部 総務課 課長

有本 貴子氏
総務部 総務課 副主任
(「Win-Winプロジェクト」リーダー)

働きやすい職場環境を実現するため、「Win-Winプロジェクト」がスタート

―御社がそもそも女性の活躍推進に向けた取組を始めたきっかけは何だったのでしょうか。

 当社の社員は3分の一が女性なのですが、女性の活躍推進の取組を始めた背景に、育児休業を取得して復帰する女性が少しずつ増え始めたことがあります。育児と両立しながら経験や能力を活かして働くための、環境整備と意識改革が必要でした。そこで、2010年に社内の各部署から女性社員を選出し「Win-Winプロジェクト」を立ち上げ、まずは職場環境の改善を目指したワーク・ライフ・バランスに取り組み始めました。この名称は、会社・社員双方にとってより良い状態を目指そうと考えて決定しました。ノー残業デーの実施、短時間勤務利用可能期間の延長、男性社員による育児休業取得促進に取り組み、「くるみん」マークも取得しました。こうした取組の結果、結婚、出産を機に離職する人はほとんどいなくなり、育児休業からの復職率は今ではほぼ100%となりました。 環境がある程度整ったので、次のステップとして、ポジティブ・アクションの取組を2013年に開始しました。

8つの目標を掲げたポジティブ・アクションのプログラムをスタート

 ポジティブ・アクションに取り組むにあたり、Win-Winプロジェクト(第2期メンバー)に提案を出してもらう仕組みとしました。そしてメンバーから、継続的成長を目的とした女性社員の育成・登用を目指して、3つのテーマと8つの具体策が提案されました。1年をかけてすべて実施し、現在は、効果の測定と追加事項の検討を行っています。

太洋工業株式会社の「Win-Winプロジェクト」による、女性社員育成・登用のための提案

女性社員の育成・登用は経営課題であるとの認識を社内に浸透させ、各部署主体の育成を進めること
1.数値目標の設定
2.管理職の意識改革・研修
自身の成長が見える体制を作り、キャリアプランを上司と共有することで、自信を持って働けるようにすること
3.目標管理の充実
4.社員投票による社内表彰制度の導入
5.女性社員の研修
6.トレーニー(業務研修)制度の導入
“定着”から“育成”にシフトした両立支援策で、男女の経験・キャリア意識の差を埋めること
7.一時保育・預かり施設利用促進
8.半休制度の導入

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