グッドプラクティス企業 ポジティブアクションに取り組む企業にお聞きしました

第17回シーデーピージャパン株式会社

経営者に聞く 自社の成長とともに女性の採用を拡大、本業の一環として女性の職域を拡大

 人材総合サービス業を営むシーデーピージャパン株式会社は、2007年から自社の成長とともに女性の採用拡大、職域拡大、そして管理職への登用に取り組んでいます。今回は、代表取締役社長でいらっしゃる田村篤史氏に、同社が進める女性の活躍推進の取組についてお話を伺いました。


代表取締役社長
田村 篤史氏

「雇用創造」を社是とする会社の社会的使命として
自ら女性の活用に取り組む

―御社がそもそも女性の活躍推進に向けた取組を始めたきっかけは何だったのでしょうか。

田村氏  当社は人材派遣やアウトソーシングを手掛けており、製造業のお客様が多く、依頼内容としては寮の管理や引っ越し作業、メンタルを含めた人材・労務管理など幅広い業務があり、勤務時間が長くなる傾向があったため、社員の多くは男性でした。
 一方、1990年代後半年から労働者派遣法の改正により人材派遣の規制が緩和され、業界的に成長期の段階でした。そのような中で自社が成長していくために、人材確保や育成が重要と考え、女性を営業職や管理職としてより活用してく必要があると考えました。当時少ないながらも当社で働いていた女性が、非常に優秀でパフォーマンスが高かったこともあり、女性の活用の仕方によっては、男女を問わず活躍できる場を見出せると感じました。
 また当社の本業としても、社是として「雇用創造」を掲げているとおり、雇用の枠を広げ、より多くの人が働けるようにすることが使命であると考えていたため、これまで男性しかできないと考えられていた仕事を女性もできる仕事として変えていこうと考えました。
 地域的な特性からも、自社が栃木県内から関東全域に進出していくにつれ、周囲の企業における女性の活躍状況をよく目にするようになり、自然に女性の活躍の場が増えていったように思えます。
 このような状況から、当社では、2007年に、当時の社長が「当社の進むべき方向」として「営業部門の女性の採用を拡大し女性割合を20%とするとともに、女性の管理職を20%とする」という目標を掲げ、女性活躍のための取組がスタートしました。

女性の採用拡大は未知の領域 工夫しながら都度対応

田村氏  女性の採用拡大は、自社の事業拡大・成長とともに行っていったため、当時は男女問わず人が集まってくる状況でした。そのような中で、女性を多く採用することができたため、自社内に専門部署や専任担当者などを設置することなく、通常業務の中で工夫しながら、女性の活用を推進してきました。
 具体的には、面接官となる役員や所属長を対象に、男女均等な採用に関する研修を行うとともに、「男女均等な採用選考ルール」マニュアルを作成して、面接官の意思統一を図りました。
 また、女性を採用したことにより、会社の人事関連制度も変えてきました。近年では、時間休を導入しており、特にお子さんがいる従業員にとっては時間を有効活用できると評判です。


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