グッドプラクティス企業 ポジティブアクションに取り組む企業にお聞きしました

第18回三笠運輸株式会社

社長の発案とともに始まった女性の活躍推進
数々の取組により、女性従業員を貴重な戦力に

 運送事業・倉庫業を営む三笠運輸株式会社は、1988年から積極的に女性ドライバーの採用を始め、あらゆる職種に女性の配置を行うとともに、女性の就業継続および管理職登用に取り組んでいます。今回は、常務取締役 斎藤氏、および総務課長 殿岡氏に、同社が進める女性の活躍推進の取組についてお話を伺いました。

(右側)
常務取締役
齋藤 通俊 氏

(左側)
総務課 課長
殿岡 希久子 氏


先代の社長の発案と女性総務部長による実行力から始まった
女性ドライバーの積極採用

―御社がそもそも女性の活躍推進に向けた取組を始めたきっかけは何だったのでしょうか。

齋藤氏  1988年に、先代の社長が商工会議所の研修の一環で中国へ行き、女性ドライバーが活躍していたのを目の当たりにしたことがきっかけでした。自社でもできるのではないかと考え、先代社長が後の総務部長となる女性担当者に相談したところ、やってみましょうということになり、ドライバーを募集したところ、女性からの応募があったため、採用を開始しました。
 採用については、1993年に当社の女性ドライバーがテレビで放映されてから、当社で働きたいと考える女性からの応募が増えました。この背景には、女性の仕事は限られていた当時、女性が一人で稼げる仕事だったということも、魅力の一つだったのかもしれません。採用した女性ドライバーたちはしっかり活躍し、例えば、顧客からの要望でトラック輸送からトレーラー輸送になったときも、会社補助で牽引の免許を取ってもらい、女性トレーラー部隊を編成したりしました。

―女性の採用を開始するにあたって、不安や問題だったこと、またそれを解決するためにどのような工夫をされましたか。

殿岡氏  当時は、女性ドライバーはほとんどいなかったことから、顧客となる荷主さんから女性ドライバーにもきちんと荷物を預けてもらえるのかということが心配でした。その点については、当社から主要な荷主さんのところへ出向き、女性ドライバーの採用について事前に説明し、理解を得ました。また、女性ドライバーの採用に伴い、女性が働きやすい環境を整備するため、トイレなど施設の整備や、トラックへの自動装置の導入を行いました。例えば、力仕事を必要としていた荷積み・荷降ろしにフォークリフトを導入してパレット輸送としました。また、トラックの操作についても、今では当たり前になったパワーステアリング車の導入、トラックのウィング開閉をボタン操作で可能にした事、アオリバタに装置を付けて楽に開閉できる様に変更することによって、女性が従事できるようにしました。その結果、顧客からは安心して荷物を任せていただけるようになりました。


Back Number

大和証券株式会社

第1回
大和証券
株式会社


シナノケンシ株式会社

第2回
シナノケンシ
株式会社


東京電力株式会社

第3回
東京電力
株式会社


第一生命保険株式会社

第4回
第一生命保険
株式会社


鹿島建設株式会社

第5回
鹿島建設
株式会社


東京海上日動火災保険株式会社

第6回
東京海上日動火災
保険株式会社


株式会社髙島屋

第7回
株式会社髙島屋


シャープ株式会社

第8回
シャープ株式会社


株式会社フレスタ

第9回
株式会社フレスタ


リコーITソリューションズ株式会社

第10回
リコーITソリューションズ株式会社


キリンホールディングス株式会社

第11回
キリンホールディングス株式会社


東京フード株式会社

第12回
東京フード株式会社


アステラス製薬株式会社

第13回
アステラス製薬株式会社


太洋工業株式会社

第14回
太洋工業株式会社


大成建設株式会社

第15回
大成建設株式会社


大成建設株式会社

第16回
星野建設株式会社


シーデーピージャパン株式会社

第17回
シーデーピージャパン株式会社



EVOLUTIONとは:展開、発展、進化を意味します