WEBマガジン EVOLUTION vol.1 MESSAGE

第1回 働く女性へのメッセージ

ここでは、様々な立場でご活躍されている女性の方々からのメッセージをご紹介します。
今回は、丸尾興商株式会社 取締役経理部長の豊田 浩子氏とドラッグヤマザワ北町店 店長の加藤 裕子氏に、これまでのご経験や、管理職である立場として心がけていらっしゃることなどをお話しいただきました。働く女性の皆様にとっても参考となるヒントがあるかもしれません。

仕事は大変だからこそやりがいも達成感もあります

豊田 浩子氏

丸尾興商株式会社

取締役 経理部長

豊田 浩子
丸尾興商株式会社
取締役 経理部長

PROFILE

1984年入社、経理部に配属。1995年より監査役となる。監査役経理係長、取締役経理課長、同経理部次長を経て、2009年より取締役経理部長。1990年10月に長女出産、その後1994年1月に次女出産。

まわりに支えられながら経験を積み重ねた結果、取締役に

 倉庫や仕入れなどを経験後、経理部に配属となりましたが、私は文系でしたので簿記も何も知らず、しばらくは仕事をこなすことで精一杯でした。しかし、今の与えられている仕事をこなすだけだとそこで終わってしまうと思い、もっとステップアップするには自分の実力をつけなければと、仕事が終わってから簿記の資格取得のために勉強をはじめました。夜間学校に通いながら日商簿記1級まで取得、他にも税理士会計や商品である配管の詰まりを除く薬品を扱うための毒物劇物取扱者の資格、損害保険の特級資格など、仕事に直結する資格は自ら率先して取ってきました。
 役職に就いたのは15年ほど前ですが、その頃すでにお手本にすべき先輩女性がいましたし、重く考えたことはありません。私が役員の信頼を得て取締役になったのは、自分では気がつかなかったのですが、一つ言えば何も説明しなくても全部理解してやってくれるからだと言われました。でも、それはそんなに特別なことではないと思います。自分だったらどうするかを基準に考えて行動し経験を積み重ねてきた結果、肩書きは後からついてきたという感じです。私1人で仕事をしているわけではなく、優秀なスタッフが支えてくれたおかげですね。みんなが安心して勤められる財務内容の安定した会社、これは経理の責任ですから、経理部長である私に課せられた使命だと思っています。

育児の大変さを経験しているからこそ助け合える

 私には2人の子どもがいますが、運動会にはできる限り参加していますし、PTAの理事も務めるなど、子どもとのコミュニケーションを大事にしています。社員にも「子どものこの時期はこのときしかないから大事にしてほしい」と言っています。これは私自身が副社長から言われた言葉なんです。
 女性が子育てをしながら働くのは、並大抵のことではないと思いますよ。でも、中小企業だからこそ“家族”という感じで、困っていればみんなで助け合っています。先輩の女性も育児の大変さを経験しているからフォローができるし、本人も助けてもらっているという自覚があるからがんばれるのではないでしょうか。ただし、与えられた仕事だけをしていてはダメです。仕事というものは大変なものです。大変じゃない仕事はその人でなくてもできますし、大変な仕事だからこそお金がもらえる。だからこそやりがいもあり、やりとげれば達成感も感じられるのだと思います


丸尾興商株式会社
Company Profile
管工機材や機械工具、住宅設備機器などを扱う総合卸商社。静岡県袋井市に本社を置く。とくに管材部門では、県内No.1のシェアを持っている。

企業データ

●創業
1951(昭和26)年1月1日
●資本金
6000万円
●代表者
代表取締役社長 丸尾 氣窮雄氏
●本社所在地
静岡県袋井市
●事業所数
3カ所
●事業内容
機械工具・管工機材・住設・建材・電材・
産業機器卸商
●従業員数
正社員221人(男性111人、女性110人)
●平均年齢
正社員33歳(男性38歳、女性28歳)
●平均勤続年数
正社員14年(男性19年、女性8年)
●係長相当職に
占める女性の割合

30%
●URL
http://www.maruo.ne.jp/
※2010年6月15日現在
CASE STUDY

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